コミュニケーションに必要なこと
営業マンだけではなく、子どもから大人まで、相手とのコミュニケーションが上手に取れないと、目的の達成までに遠回りしたり、時には損をすることがありますね。
営業活動においては、特に「契約」「営業成績」という分かりやすい結果で返ってくるのが、この「コミュニケーション力」です。
一般にコミュニケーション力と聞くと「話が上手」「話題が豊富」など、どちらかと言えば「話し手側」の側面がクローズアップされますが、「聞き手側」としての側面も忘れてはいけません。
スポンサードリンク
相手に分かりやすく話せていますか?
「相手に分かりやすく伝える」ということは、我々が考えているよりも難しいことです。
例えば、あなたが分からないことがあった場合、インターネットで調べたとします。
検索すると、一番最初に出てくるページはほとんどがその分野に精通している専門家や企業が解説しているサイトです。
しかし、「言い回しが難しくて、私には理解できなかった」といった経験がないでしょうか。
そして、2番目に出てきた検索結果のサイトに移動しても同じ結果。
ようやく5番目くらいに「素人でも理解できるサイト」に巡り合えたりするのです。
なぜこういった結果になってしまうのでしょうか。
専門家は知識をフルに使って分かりやすく解説してくれているのでしょうが、「相手目線」で書かれた文章ではないからです。
一例として、「ホームページの作り方」という検索で、一番最初に出てきたサイトをクリックすると、次のような目次が出てきます。
恥ずかしながら、私にはここに出てくる単語の意味がさっぱりわかりませんので、次のサイトに移動するでしょう。
しかし、このサイトの作り手は「初心者にも分かりやすく説明しよう」という意図で作っているのです。
ここに大きなギャップが感じられますね。
つまり、「分かりやすく説明する」ことと「素人が分かる内容」は似て非なるものだということです。
では、あたなの営業マンとしてのプレゼンはどうでしょうか?
ここでは、「相手が理解してこそコミュニケーション」について、いくつかご説明していきます。