企業の不祥事から学ぶこと

粉飾決算、数値改ざん

東芝の粉飾決算とフォルクスワーゲンの数値改ざん

 

大企業の不祥事が続いています。

 

東芝の粉飾決算と、フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル車不正。

 

 

世界的な企業なので連日報道されており、世間に与える影響・インパクトは相当大きなものがあります。

 

 

2000年に発覚した三菱自動車のリコール隠し事件は、10年以上経った今でも影響が残っています。

 

企業イメージは戻らず、新車販売台数は伸び悩み、株価もずっと低調。
財閥グループに所属していなければ間違いなく倒産しているでしょう。

 

 

東芝やVWも、今後の業績には大ダメージが避けられないでしょうね。

 

 

もちろん不正は断罪されるべきですが、そもそも当事者は「バレないだろう」って考えたのでしょうか。

 

 

詳しい経緯は私には分かりませんが、両方の事件ともに少なくとも数十名の方が関わっているようです。

 

 

これだけの人数が不正に関わっていて、明るみに出ない(バレない)はずが無いんです。絶対に。

 

 

嘘は必ず露見する
嘘を隠し通すためには、さらに嘘を重ねるしかない

 

子どもでも分かりそうなものですが、気の毒なのはそこで働いている社員の方々です。

 

 

社員さん本人はもちろん、ご家族も不安でたまらないでしょう。

 

 

社員やお客さんなど多くの人を欺いたわけですから、不正に加担した人には厳正な処罰を受けるべきです。

 

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遠くの話、自分に関係のない話ではない

 

今回の東芝やVWは上層部が意図的に不正を働いているわけですが、個々の営業マンレベルでも「軽いウソ」をついていませんか?

 

 

  • お客様からクレームがあったのに、他のお客様に隠して営業を続ける
  • ファックスを送るのを忘れていたのに、「あれ?届いていませんか?」とトボける

 

 

東芝やVWの話から比べるとスケールが小さく感じるかもしれません。

 

しかし、相手を欺いていることには何の違いもありません。

 

話の大きい小さいの差ではないのです。

 

 

 

そして、ウソは必ず見抜かれます。

 

 

もしあなたの小さな嘘を相手に見抜かれた場合、信頼を取り返すことは難しいです。

 

そして、あなたも後ろめたさがあるので、そのお客様のところから足が遠のいてしまうでしょう。

 

 

「失敗」はその場で誠実に謝れば、たいていは許してもらえます。

 

時間はかかっても、信頼を取り返すチャンスは必ずあるはずです。

 

 

でも、嘘をついた人には信頼を取り返すチャンスは与えてもらえません。

 

 

 

どんなことでも絶対に嘘はつかない。

 

適当な言い訳でその場を逃げたい気持ちになることもあるかもしれませんが、後々必ず後悔します。

 

失敗してしまったら言い訳せず、心を込めてお詫びをする習慣を大事にしたいですね。

 

 

 

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