退職後に何から始めるか?
いよいよ退職して、今日から事業開始!
早く収入が欲しいところですが、その前にやらないといけないこともたくさんあります。
結論から言ってしまえば、「辞めしまってから準備しても何とかなる」ということになりますが、余裕を持ちたい方は早めに段取りしておきましょう。
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最優先は「資金確保」から
仕事を辞めると、これまでのような安定収入は途絶えますが、家賃や食費など、出ていくお金はそんなに減りません。
節約も大切ですが、基本的には私生活のお金は今までと同じだけていく、と考えてください。
さらに事業の運転資金も必要です。
退職に必要な貯金はいくら?に記載していますので詳細は割愛しますが、まずは資金集めです。
私の経験談ですが、仮に副業として開始できる事業であれば、会社員を続けながら始める方がベターでしょう。
会社員としての時間と起業家としての時間が必要なのでハードになるかもしれませんが、一番の理由は「銀行や金融公庫から融資がもらいやすい」からです。
会社員の皆さんは普段意識することはないと思いますが、大企業であれ中小企業であれ、「会社員」という身分は金融機関からの信頼は大きいのです。
自己資金だけでは事業に必要な資金が集まらないのであれば、会社員のまま融資を引き出し、その後に独立するのも一つの手です。
周りの人に言いふらす
こちらも退職「前」にやっておいたほうが無難です。
上司にバレると気まずいかもしれませんが、同僚や昔の友人関係など、独立後に意外なところからオーダーが来ることもあります。
具体的にどんな事業で、どんな仕事が出来るのか、知人の知人などで同業の人がいれば話を聞かせてもらえないかなど、人の縁は最大限活用しましょう。
また、注意事項ですが、これまでお世話になっていた得意先に独立の挨拶をすることは必要ですが、同業で独立するのであれば「横取り」のような形になってしまうことは避けましょう。
さらに、これまであなたが仕事を貰っていた得意先は「あなたの会社」と取引をしています。
もちろんあなた個人が信頼関係を築いた賜物かもしれませんが、土台には「あなたの会社」の信用があります。
あなたが独立しても、いきなりあなたに仕事をくれる可能性は低いです。
そこを勘違いして、過度な期待はしないようにしましょう。
家族・両親・親戚・親友には最優先で報告
どんな時でもあなたのことを心から応援、心配してくれる家族や親友。
幼いころからかわいがってもらった親戚や近所のおじさん。
助けを期待してのことではなく、筋としてこれは欠かさないでください。
結果的に私は友人や親戚にも助けてもらいました。
どんな時であっても、あなたの成功を願っている人は必ずいます。
甘えられる人には甘えましょう。
家計の見積もり
独立後は無給なのか、少ない事業資金から自分に給料を払うのか。
手元の貯金金額にもよりますが、生活レベルは一気には落とせません。
奥さんや子どもさんがいる方は、特に支出が減らしにくいです。
一か月間、どれくらいのお金があれば家計が回るのか?を算出し、半年間はその金額で生活してみることです。
貯金がどれくらいで底を尽くのか、事業が軌道に乗るまでにアルバイトが必要なのか、判断ができると思います。
独立すれば時間の融通が付きやすくなるので、最低限、家賃分の収入を確保するためのアルバイトも視野にいれておくべきです。
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ホームページ、名刺、法人登記など
デザインなどを考えていると、思った以上に時間がかかるものです。
事務所(店舗)の住所が決まらないと出来ないことも少なくありませんが、事前準備だけでも早めに取り掛かりましょう。
退職後は営業活動に時間を割きたいですからね。
また、ホームページや名刺などは自分で作っても良いと思います。
今はネットで多くのことが自分で出来ます。
ホームページ作成を業者に依頼した場合、20万円程度のお金がかかります。
私のような自作でも5万円くらいかかります。
もちろん私はプロではありませんが、見栄えの良い無料のテンプレートがネット上にたくさんあります。
独立間もない方には大きな節約になります。
ちなみに、ホームページ作成3万円の内訳ですが、おおよそ下記の通りです。
レンタルサーバー代 20,000円/年(エックスサーバー)
ドメイン代(〇〇.co.jp) 7,000円/年(エックスドメイン)
ロゴ作成(業者に依頼)20,000円 (クラウドワークス)
書籍代 3,000円
名刺や会社案内は合計で2万円くらいあれば十分でしょう。
細かいものは他にもたくさんあると思いますが、最低限「お金を確保する」「縁のある人への挨拶」はやっておきましょう。
退職後は営業活動に専念する。
独立後の生活と収益を安定させるには、結局はこれが一番大切なことだと独立した今は断言できます。
頑張ってください!