お客さんの家を褒める

家やオフィスを褒める

あなたがお客様の家やオフィスに行ったとき、目的はもちろん商談です。

 

しかし、商談だけではなく、世間話も相手との距離感を縮めるうえでは大事ですね。

 

なかには世間話が苦手であったり、話題が見当たらないことがあるでしょう。

 

そんな時は、必ず相手の家やオフィスについて褒める点を見つけてください。

 

何の変哲もない家やオフィスでもどこか1点は、必ず褒めるところが見つかるはずです。

 

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家を褒める

 

あなたが人を自宅に招くとき、必ず掃除をしませんか?

 

大がかりな掃除ではなくても、少し片づけたり掃除機をかけたり、といった程度のことはするはずです。

 

これは相手に失礼にならないような礼儀でもありますし、自宅の恥ずかしい部分を見せたくないといった気持ちもあると思います。

 

逆に言うと、お客様があなたを自宅に迎え入れる時は、自分の家の中で一番見せても恥ずかしくない部屋に招き入れるのです。

 

リビングであれば「綺麗に片づけておられますね」とか「日当たりがいいお部屋ですね」など、簡単なひと言で結構です。

 

 

和室であれば畳や掛け軸など、話題にすることも多いはずです。

 

あなたが部屋に入る前に掃除をしてくれているでしょうから、「綺麗に片づけておられますね」と言うと相手は「掃除をしたことを、この人はわかってくれているんだな」という解釈をされるでしょう。

 

 

オフィスを褒める

 

大企業が入るような立派なビルでなくても、褒める要素はたくさんあります。

 

  • 駅から近くて便利な場所ですね
  • お茶を持ってきてくださった社員さん、すごく礼儀正しい方ですね
  • 社員さんの活気がありますね

 

このように家やオフィスを褒められてイヤな気分になる人はいませんね。

 

自分の会社や家には必ず愛着がありますから、そこをさらっと褒めることは非常に大事です。

 

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褒め方のNGポイント

 

お客様の家やオフィスを褒めることは大事ですが、やってはいけないポイントもあります。

 

それは「金額に表わす」ことや「知識のないことを知ったかぶりする」ことです。

 

例えば、和室に立派な掛け軸や壺があったとします。

 

〇 「ご立派な壺ですね。すごくお部屋に合っていると思います」

 

× 「お高そうな壺ですね。お値打ちのある壺なのですか?」

 

 

このように「お金」をイメージさせるような感想や質問は生々しいのでタブーです。

 

また、本当はよく知らないのに「実は私も少し壺のことを教えてもらったことがありまして・・」など、話題を広げたいがためにウソや知ったかぶりをしてはいけません。

 

相手にはウソや知ったかぶりは必ずばれますので厳禁です。
(関連ページ 知ったかぶりは厳禁

 

もしあなたがお客様との世間話を広げたいのであれば、一度目のご訪問で室内をよく見渡してください。

 

その中であなたが興味のありそうなもの、お客様がこだわっていそうなものが見つかれば、次回のご訪問までに勉強すればよいのです。

 

くれぐれも「その場しのぎの褒め言葉」だけは使わないようにしましょう。

 

 

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