お辞儀の角度で大きな差がつきます
あなたも普段、仕事でお辞儀をする機会がありますよね。
逆に、商品を買ったり食事をしたりサービスを受けた時に、お辞儀をされることもあるはずです。
しかし、「気持ちのいいお辞儀をしてもらった」と感じることは、ほとんど無いのではないでしょうか?
それだけこの「お辞儀」に重点を置いている人が少ないのです。
特定の職業(ホテルマンやCAさんなど)の方は、本当に綺麗なお辞儀をしてくれますが、あれにもちょっとしたコツがあるのです。
ここでは100%好印象を持ってもらえるお辞儀をご紹介していきます。
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人のお辞儀を見ていますか?
ほとんどの方が、人のお辞儀の仕方を意識して見ていないと思います。
理由は簡単です。
なぜなら、ほとんどの方が自分自身のお辞儀を意識していないからです。
この「お辞儀の効果」は非常に高いと実感していますし、年齢が上の方になると、特にその傾向があると私自身実感しています。
- 角度
- 笑顔
- タイミング
- スピード
色んな要素がありますが、一つずつ見ていきましょう。
ポイント1 お辞儀の角度
一般的にはお辞儀の角度については次のように言われています。
(出前型就職活動セミナー事業HPより引用)
しかし、誰も「最敬礼」なんてやってませんよね?
でも、「会釈」と「最敬礼」で、あなたの手間は変わりますか?
少なくとも私は最敬礼に手間を感じたことはありませんし、自分自身でも気持ちが良いものです。
あと、私が特にこだわっている点。
それは「絶対に相手より先に頭を上げない」ことです。
ほんの数秒、いや、0.5秒でもいいのです。
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「相手より頭を先にあげない」ことが目的ではありません。
「相手が頭を上げた時に、自分がまだ頭を下げていることを見てもらう」ことが大事なのです。
ほんの数秒のことですが、きっと相手にあなたのお辞儀に対する姿勢が見えると思います。
ポイント2 お辞儀の時の笑顔
どんな相手でも、相手の爽やかな笑顔は気持ちのいいものです。
これは容姿に関係はありません。
お辞儀が終わって頭を上げた時に、口元と目じりにうっすらと笑顔が感じられる程度で良いのです。
数字に表わすのは難しいですが、口角を1ミリ上げる、目じりも1ミリ下げる、という程度のことです。
笑顔は「私はあたたのことが好きなんですよ」と語ってくれます。
「目は口程に物を言う」とはこのことですね。
「頭を上げた時に笑顔」がポイントなので、「相手より先に頭を上げない」ことが大事になってくるわけです。
怒った顔に見える人、無表情に思われる人は、特に意識したほうがいいですよ。
- 相手よりも頭は先に上げてはいけない
- 自分のお辞儀(頭のてっぺん)を相手に必ず見せる
- お辞儀が終わった時は口角と目尻にうっすらと笑顔
最初は恥ずかしいかもしれませんが、鏡を見ながら練習してみてください。
普段のあなたのお辞儀と、笑顔のお辞儀。
きっとその差の大きさに気が付くことと思います。
ポイント3 お辞儀のタイミング
お客様と最初の挨拶や別れの挨拶など、タイミングについてはその時々によります。
しかし、ここで大事なことは「必ず相手の真正面を向いてお辞儀する」ということ。
ドアを開けながら、「上半身だけ横に向けて頭を下げる」というお辞儀はダメです。
しっかりと相手の正面に向き直ってお辞儀をしてください。
意外と誰も出来ていませんよ。
ポイント4 お辞儀のスピード
これは簡単ですが、相手に届く印象がぐっと変わります。
実はCAさんやホテルマンの方は、これを訓練してやっているので優雅なお辞儀に見えるのです。
たとえば、お辞儀をするときに1秒かけて最敬礼したとします。
次に頭を上げる時。
イメージですが、「パッと下げて、ゆっくり上げる」ということです。
こうすると、お辞儀が丁寧で優雅に、しかも堂々として見えるのです。
お辞儀についてのまとめです。
- 頭は相手より先に上げない
- 相手を選ばず最敬礼(会釈や敬礼では、他の人と同じ)
- 頭を上げた時は口角に笑顔
- お辞儀はタイミングを問わず、必ず相手の真正面を向く
- 頭を「パッと下げてゆっくり戻す」
簡単ですが、私は非常にこだわってますし、見ているお客様は見ています。
ポイント5 結論 「人よりも深い角度で頭を下げる」
よく「このような場合は何度くらい角度のお辞儀が適切か?」という疑問を持つ人がいます。
答えですが、お辞儀の際の適切な角度、なんて無い!気にしない!
仕事中は、あなたは「いつも最敬礼」しなくてはいけません。
他の人と同じことをやっていても、他の営業マンと何も差がつかないです。
これも、続けることが大事ですよ。