売れる営業マンになりたいけど。何から始めるべきなのか?
どこの会社にも「売れっ子営業マン」「トップセールス」と言われる人たちがいますね。
私も新入社員時代は彼らに憧れて、色々と質問したり真似したりしました。
でも、「どうやったら契約とれるんですか?」と聞いても「え?何も特別なことはしてないよ」と口を揃えて言うのです。
当時の私は「手の内を見せたくないんだな。ケチな人だな」と僻んでいましたが、自分自身がトップセールスの立場になってみると、やはり彼らの言っていた「特別なことは何もやっていない」という言葉の意味がよくわかるようになりました。
結局はここに集約されます。
このサイトではその「誰にでも出来るコツ」をご紹介していきますが、では一体、何から始めればよいのでしょうか?
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私はこれでトップセールスのきっかけをつかんだ!
売れている営業マンを見ると、真似したいことがたくさんありますね。
トークが上手、いつも笑顔、堂々としている。
例を挙げればキリがないですが、私は真似したいことを全部やろうとして失敗しました。
だって、全部なんて出来るわけがないんですから。
カッコいいことを全部やろうとすると、どうしても一つ一つが中途半端になるんですね。
私は自分でこれを真似しよう!と決めたことを手帳に箇条書きで記録していました。
社内で見かけた先輩の良いところ、電車の中で見かけた知らない営業マンの服装など。
でも一つ一つが中途半端になってしまい、結局自分の身に付いたことはほとんどありませんでした。
そこで私が方向転換したことが、「誰にも負けないお辞儀を極めよう!」ということです。
つまり、他は全部捨ててしまいました。
しかし、結果的にこれが成績が上がるきっかけになったのです。
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80点はいらない。「+1点」を狙う
冒頭に書いた「誰にでも出来るコツの積み重ね」ですが、こういった書き方だと誤解があるかもしれませんね。
営業マンにとって必要なことは、80点を取ることではありません。
誰も取れない1点を取ること、なんです。
具体的な例を挙げますと、
- 全体的な印象は良いけれど、特筆するものはない営業マンAさん
- 印象は平凡だったけど、お辞儀だけはバツグンに印象に残る営業マンBさん
の違いです。
(関連ページ 「お辞儀にも一流と二流がある」)
特にキャリアを重ねた中堅の営業マンは前者になりがちです。
仕事にも慣れて、ある程度は無難にこなすことが出来るけど、際立ったものがない。
しかも、ハツラツでは新人さんには勝てない。
心当たりはありませんか?
先ほどのAさんとBさんの比較ですが、お客様の印象に深く残るのはどちらでしょうか?
失敗する人、成績の上がらない人は例外なくAさんを目指してしまうからです。
誰にも取れない1点とは、あなただけの武器なのです。
私の場合はお辞儀でしたが、どのお客様にも、受付で軽くあしらわれてしまった方にも、とにかく90度のお辞儀を徹底して続けました。
そうすると、そこに反応してくださる方が出てきたのです。
実際に新規契約をいただいたお客様と気心が知れてからの話です。
ご契約いただいたきっかけを「心のこもったお辞儀をしてくれたから、とりあえず話だけでも聞いてみようと思った」からだと教えてくれました。
このサイトではこんな簡単なコツをいくつかご紹介していますが、お辞儀ではなく、他にあなたがやってみようと思ったことを一つ、誰にも負けないようにやってみることを強くおすすめします。
そしてその一つが完全に身に付けば、もう一つ、またもう一つと身に付けていけばよいのです。
ひょっとすると、「誰にも取れない1点」は、お客様の立場から見ると10点にも20点にも見えるのかもしれませんね。
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